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会社を永続的に存続させる「会社の所有と経営の分離」

中小企業成長ファンド「事業承継のための両者円満な優しいM&A」として中小機構のホームページで紹介されました。
これは後継問題を解消し、会社を永続的に存続させる「会社の所有と経営の分離」の考えの基、株式会社櫻製油所がヤシマホールディングス株式会社と業務資本提携することによりさらなる発展と成長を見据えた改革を称えられての紹介となっております。

最も重視すべきは「社会貢献」

会社を長きにわたり存続させるためには、経営者である川口自身が株を持つのではなく、 将来の発展と成長が期待できる事業体に株式を所有してもらうことを希望しておりました。

大手資本が入ることにより、櫻製油所はますます活動のフィールドが広がります。

幅広いフィールドにより雇用体制も一層強化され、社会貢献と繋がります。

ファンドの活用を決意

これからの会社の将来のこと、事業継承について考え、M&A仲介会社様を介して日本協創投資株式会社様より助言をいただくことになりました。議論を重ねた結果、2017年7月、日本協創1号投資事業有限責任組合様より出資を受けさせていただくことになりました。

まずは設備の強化を

ファンドの支援を受けるにあたり、まずは弊社の事業基盤の整備にあたりました。    

 ・労務管理の整備による業務の安定化

 ・財務管理のアウトソーシング化

 ・システムの導入による効率化

次に品質管理の強化のため機械導入

 ・潤滑油試験機械の追加    

 ・サーキュレーションヒーターの導入

これらの導入により、お客様より要求される基準を満たす品質管理体制が備わりました。

また配合する量を厳密に把握することが可能になり、原価率の低減にもつながりました。

今後の事業展開について

2021年5月、ヤシマホールディングス株式会社と業務資本提携を行うことになる。大阪の自動車関連会社という共通点があるヤシマホールディングス株式会社と提携することによって、大きな相乗効果を生み出し、事業をさらに大きく成長することとなることでしょう。

環境を配慮した研究による展開

同志社大学との共同研究が5年の歳月をかけ、磁性流体のCPU冷却装置(化学合成オイルを磁化し磁場の中で電磁誘導することによって、CPUを無動力で局所冷却させることができる装置)の開発に成功している。これは技術特許も申請済みであり、ヤシマホールディングス株式会社とのタッグにより、さらなる事業展開となることが期待されます。

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